News
News
スペイン サンセバスチャンにおいて、関係性価値(Relational Values)に関する国際ワークショップを開催
投稿日:
更新日:
2026年6月23日から25日にかけて、スペイン・サンセバスチャンにおいて、東京大学大学院新領域創成科学研究科附属サステイナブル社会デザインセンターの石原広恵准教授と、バスク気候変動センター(BC3)のUnai Pascual教授の主催により、「第2回 関係性価値(Relational Values)に関するワークショップ」が開催されました。
関係性価値とは、人と人、人と自然との関係のなかで生まれる価値を捉える概念であり、「生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)」をはじめとする国際的な生物多様性ガバナンスの議論において重要な役割を果たしています。約10年前に開催された第1回ワークショップは、この概念の形成と発展に大きく貢献しました。
今回は、関係性価値研究をけん引する17名の研究者が世界各国から集まり、この10年間の研究の進展を振り返るとともに、新たな研究課題や今後の展望について議論を行いました。特に、生物多様性ガバナンスや公正で持続可能な社会の実現に向けて、関係性価値がどのような役割を果たし得るのかについて活発な議論が交わされました。また、関係性価値を理論的な議論にとどめることなく、生物多様性をめぐる今日的課題に対する政策や実践にどのように活かしていくことができるのかについても検討が行われました。
なお、本ワークショップは、株式会社クボタと東京大学とのパートナーシップ協定に基づく共同研究プロジェクトの一環として開催され、公益財団法人住友財団の環境研究助成および環境省の環境研究総合推進費(S-21)の支援を受けて実施されました。
